

harukamiは、やなせ和紙の代表する製品シリーズ。やなせ和紙は1500年の歴史を誇る越前和紙の産地、五箇の町で手漉き和紙を作り続けています。「harukami」製品化へのきっかけは、設立以来メインに製造してきたふすま紙の需要減少を受けて参加した、海外向け商品開発のコンペでした。「生活様式が変わっていく中で襖紙以外の商品の開発も必要になってきましたので、チャレンジをしました」と代表の柳瀬さんは語ります。
デザイナーの松山祥樹さんと共同でつくりあげた「harukami」は和紙の可能性を広げ、どんなシーンにも自然体に馴染むプロダクトです。やなせ和紙はこれからも伝統を絶やさず、手漉き和紙の可能性を探り続ける。