最高の肌触りを実現した熊野筆

熊野筆とは、広島県に位置する熊野町で作られる筆の総称です。1990年に設立した晃祐堂は、匠の技が集約された伝統ある土地「熊野」でしかできない伝統技術により、機械生産では難解である「細部にまでこだわった製品」を製造しています。私たちはこれまでの歴史と技術を十分に生かし、目的に合わせて、より良い原毛を選別し、製品化しています。
化粧筆には毛先をカットする製法とカットしない製法がありますが、私たちは極上の肌ざわりを実現するため、毛先をカットしない製法にこだわっています。熊野筆の伝統を継承した、斬新で充実した機能性のある商品を開発し続けています。

工房巡りエピソード

工房での「熊野筆の技術がどこに活きてるんですか」と私の質問に対し、「毛先と筆の硬さの調整です。」とお答え頂きました。漢字やひらがな、また書き手の好みで調整される熊野筆の硬さ調整や毛先選定の技術は、今までの化粧筆になかった使い心地を実現しています。