町工場のモノづくりを支える
藤田一家

藤田金属株式会社は大阪八尾市で1951年に創業し、日常を楽しくするような道具づくりを目指しフライパンをはじめ、鍋やヤカン、コップなどの金属製品を数多く作り続けています。三代目で父の藤田俊介さん、父を支える息子三兄弟で全ての工程を一貫して行う。一見すると「家族経営の小さな町工場」にしか見えないこの体制でも金型から製造そして販売まで全てを自社で行えるため画期的な製品を作るのに適した体制なのです。
普段からコミュニケーションを取り合える小さな工場だからこそ革新的なものづくりを可能に。4代目として家業を継いだ長男の藤田盛一郎さんは金属加工の技術を生かして新たな商品開発を目指しています。

工房巡りエピソード

工房で見させて頂いた、最後の工程「ハードテンパー加工」では、本当に一つ一つ手作業でオイルを塗って高温で熱されているのに驚きました!