ライフスタイルにぴったり寄り添う
”普段使いの漆器”

浅田漆器は1977年の設立以来、生活の中で身近に使える山中漆器を提案し、山中伝統の木地(ろくろ挽)から漆を塗る作業まで山中の工房で行っています。4代目である浅田明彦さんは、身近に使えるような洋風漆器【洋漆器】をコンセプトにした「asada」を立ち上げ、木地や木目の味わいを大切にする山中漆器の伝統を守りながら現代のライフスタイルに溶け込むプロダクトを展開します。
実生活の場で使って木のぬくもりを味わってほしいとの願いから、漆器の伝統を受け継ぎながらもカジュアルな作品が多いのが特長です。

工房巡りエピソード

山中の奥地に位置する叢雲塗の職人、清水さんは訪問時に「仕事は〝いいかげん〟にやってるよね。」とおっしゃっていました。漆は熱し過ぎると硬化せず、本当に〝良い加減〟が大事なんです(笑)