ろくろを生かし
伝統から新しさを生み出す

守田漆器は、漆器の生産が400年以上続く石川県加賀市の山中温泉に明治42年に創業。山中漆器を伝統的な商品を中心にろくろ挽き、塗り、蒔絵のワザを活かして製造しています。ろくろの技術を生かし、木目が浮かび上がるほど薄く削られた木材から暖かな光が顔を覗かせる「山中ウスビキライト」。守田漆器の新しいことにチャレンジする努力を惜しまない社風が生み出した新しい照明シリーズです。
「これからも皆さんに驚きを与えられるような商品を作りたい」と代表の守田さんは語る。山中漆器の伝統を後世に伝え、今もこれからも伝統と革新の融合を目指しています。

工房巡りエピソード

守田さんには「昔の木地師さんは木を挽く薄さで腕を競ってた」と教えて頂きました。まさに光を通して風でゆらゆらと揺れるほど薄く造られたライトは、光の揺らぎと木漏れ日のような暖かい光で心を癒されます。