漆とガラスを組み合わせた
自由なテーブルウェア

丸嘉小坂漆器店は、木曽漆器の産地であるここ木曽平沢(長野県塩尻市)で、家族と4人の職人さんで営む小さな工房です。1945年に創業して以来、常に漆を生業とし、日々黙々とものづくりを続けています。3代目を継いだ小坂玲央さんは病院の医療事務の仕事から2代目である父の反対を押し切って漆器の世界へ入りました。一度外で仕事をすることで、木曽漆器に対する価値観や見え方が自分の中で変化していったと言います。
丸嘉小坂漆器店は木曽漆器産地であるこの土地で伝統を活かし今日の使い手さんに思いを巡らせ、驕ることなく新しい挑戦を続けることができる職人工房を目指します。

工房巡りエピソード

硝子に漆を塗ることで実現した「硝子漆器」のパイオニアとなるブランドさんです。従来の木の漆器では使えなかったカトラリーの使用を可能にし、硝子の清涼感と漆の温かみで年中使える漆器が特徴です。工房にお伺いすると、女性の職人さんが多かったことにも驚きました。